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本棚を見れば会社がわかる!(情報システムを支える技術編)

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こんにちは。

本棚を見れば人がわかるなんていう事を言いますが、会社もわかるかな?とおもって会社の書架の写真を撮ってみました。言語関係とは離れたちょっとインフラよりの内容を中心に置いている棚ですが。

2013-10-16 17.01.00

見ての通り、技術評論社の WEB+DB PRESS の記事を抜粋した書籍が並んでいるんですが、このシリーズ、WEB+DB PRESS を定期購読するより、書籍版を買った方がテーマ別にまとめられていて便利です。

特にこの中のイチオシを言えば、「サーバ/インフラを支える技術」でしょうか。うーん、どれも捨てがたい。というか専門の方向に応じてベストは変わってきそうです。

普通のB2C系のサービス、ショッピングサイトには「オンラインゲームを支える技術」は一見関係なさそうなんですが、いやいや全然そんなことないんです。参考になる知見が盛り込まれていて一読の価値ありです。

読んで面白い本と読んでためになる本ってまた別だと思うんですが、それが両立する場合がたまにあって、そういう本って自分の中では何度も読み返して愛読書扱いになります。私の中では「Web を支える技術」「Mobageを支える技術」「大規模サービス技術入門」「サーバ/インフラを支える技術」あたりが付箋の量の多さを見ても(笑)愛読書と見てよさそうです。

たとえばロードアベレージが報告する数字の意味するところってご存知ですか?上記「サーバ/インフラを支える技術」にはこれが簡潔に説明されています。一度理解してしまえば一生使える情報だと思います!

目ウロコ情報はほかにもいっぱいありますよ。たとえば、Apache の MaxRequestPerChild の設定の意味って考えたことありますか?この設定に関しての説明は概ね以下のような感じ。

一定時間でプロセスを再生成することで
・メモリリーク
・(ファイルハンドルが何らかの理由で開放されなかった等の)リソースリーク
にある程度対応できる。

その他にも、えーと、「コピーオンライト」ってご存知でしょうか?親子プロセスで同じ物理メモリをマップすることでプロセス生成直後はほとんど親プロセスと共有されるっていう仕組みを Linux は持っています。もちろん物理メモリも時間の経過とともに共有率は低下していきますので、先述のMaxRequestPerChild によるプロセス再生成により共有率をある程度維持することも出来るわけです。

逆に、このコピーオンライトのせいで Linux では ps 等のコマンドだけを見ても実際に使用されている物理メモリ量が簡単には分からなかったりするんですが・・・。

その他にも上から下まで、と表現していいのかわからないですが、webサーバを冗長化する DNS ラウンドロビンから、MySQL のデータをデバイスレベルで冗長化する DRBD に至るまで網羅的に記載されており、インフラまわりを俯瞰できることだけでも高い価値を感じています(まともにやったことの無い人間には俯瞰が出来ない)。インフラ専門でやってる人にもかなり参考になるレベルなのではないですか?

普段やらない人間だと意外にわかってない ps, sar, vmstat の使い方もきっちり解説されています。当時、ロードアベレージの数字すら一体何なのか、自分はわかっていなかったんだなーと気づかされました。負荷テストをせっかくやっても、sar 等の出力を読めなきゃ意味無いわけです。

という事で、話が熱くなりすぎましたが(笑)皆さんの愛読書もよかったら教えてくださいね。というところで今回は終わりです。ご意見は blog@keis-software.com まで。

ではまた。

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