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のんびりフィジーでシステム開発④

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Bula?

今回はフィジーで仕事して気づいた「仕事観の違い」について書いてみようと思います。

日本では、夜遅くまで職場に残っていると
「あいつ一生懸命だな!」などと評価される傾向があります。
また、仕事よりプライベートを優先させると、たいていの場合は評価が下がります。
考えてみてください、みんなが残業してるのに
「今日は嫁の誕生日なんで定時にあがります!」と帰っていく人のことを。
日本には仕事や会社に対する滅私奉公的な態度が美学とされるような一面があります。

一方、フィジーでプライベートより仕事を優先している人を見たことは一度もありません!w
フィジー人だけじゃなく、アメリカ人、フランス人、インド人、トンガ人・・・
いろんな国から来た人と2年間も一緒にいたんですがね。。。
そういえば先日、カナダの友人と人生における仕事の優先順位について
盛り上がりましたので、ちょっとシェアします!

1

<日本の優先順位>
1番:仕事もしくは会社(必ずしも給料と同じ意味ではない。
給料が安くてもずっと無難にやっていけることが好ましい)
2番:給料
3番:家族
10番くらい:自分(趣味)
98番くらい:信仰(神さま仏さま)

<カナダの優先順位>
1番:家族
2番:自分(趣味)
3番:信仰(GOD)
10番くらい:給料
98番くらい:仕事もしくは会社
(会社は自分をより高く評価してくれるところであればどこでもいい)

どこで聞いたか忘れましたが、旧約聖書において労働は罰らしいですよ。
禁断の果実を食べたアダムとイブは天国を追い出され、
罰として労働を与えられたとかなんとか。

一方で日本はどうかといいますと、
神話の中に出てくる神が機織りをしたり田植えをしたり、神自らが労働しています。
ずっと昔から日本人は仕事大好きだったんですね!
こういった日本人の仕事観は、キリスト教の国々から見るとちょっと特殊なのかもしれません。
これって、オフショア開発やブリッジSEにとってすごく重要なポイントになると思います。

我々日本人は、なんとなく相手に期待してしまうわけです。
徹夜してでも仕事をやり遂げるような情熱を。
満員電車で押しつぶされながらTOEICの勉強をする勤勉さを。
汗と血尿を流しながらデスマーチを切り抜け、
プロジェクトが終わる頃には戦友となり、
一緒に美味いビールで乾杯する絵を!

でもね、ごめんなさい。ちょっとクレイジー過ぎます、この人。
正直付き合いたくないです(日本人PMと仕事する外国人の本音)

オフショア開発やブリッジSEにおいては、
相手の仕事観をちょっと意識してみるのもいいかもしれませんね。
具体的には・・・

<やりがちなこと>
頑張れば間に合う!
<正しいやり方>
実装する機能を削るか、納期を伸ばすように交渉する。

日本では「頑張れ」という無賃労働の強制が日々普通に行われていますが、
そんなのは他の国では通用しないでしょう。
頑張る=作業時間が増える=エンジニアに払う報酬が増大する、が常識です。

<やりがちなこと>
このくらいはやってくれるだろう。。。
<正しいやり方>
主語、述語、目的語がはっきりとした文章で明確に伝える。

2

我々は、言わなくても分かる、空気を読む、
以心伝心・・・といったものを期待しますが、
それはほぼ単一民族で構成される島国だから可能なんでしょう。たぶん。

文章じゃなくて図でもいいですよ。
エンジニアのみなさんはよく業務フローとか描くと思いますが、
ああいうのはどの国の人でも理解しやすいです。
むかし勉強して一度も使わなかったUMLがこんなとこで役立ちましたよ!

と、こんな感じです(笑)
次回はコミュニケーション(ホウレンソウ)についての試行錯誤について書きたいと思います。

Moce!

 

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