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OSI参照モデル②

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こんにちは!先日、憧れの高円寺に引越しました。ヒャッホーイ!!
中薗と申します_(:3」∠)_
高円寺は雑貨屋さんとか古着屋さんが多いお洒落スポットなのですが、
住んでいるというだけで心なしか自分が少しだけシャレオツになったような気がします(気のせいです)

さて、前回はネットワークプロトコルの話をするときに欠かすことの出来ない
「OSI参照モデル」について触れてきました。
今回はこれらのモデルを用いて具体的な通信処理の例を説明していきたいと思います。

例えば、AさんがBさんに向かって電子メールで「おはようございます」という文章を送る場合
どのような処理が行われるのでしょうか?上位層から順番に見ていきます。

・アプリケーション層

image1

メールソフトの機能を細かく分類すると、通信に関わる部分とそうでない部分に分けられます。
例えば「おはようございます」のようなデータを入力する部分は通信に関係のない部分です。
その文章をBさんに送信する部分は通信に関係しています。
この「文章を入力した後にデータを送信する部分」がアプリケーション層に相当します。
アプリケーション層では、「おはようございます」が電子メールの本文であるという情報や、
差出人は「Aさん」、宛先は「Bさん」であるという情報を表すヘッダが付けられ、
そのヘッダを付けられたデータが、Bさんのコンピュータの
メールの受信処理をするアプリケーションに届けられます。
Bさんのコンピュータでは、ヘッダとデータを解析してアプリケーション固有の処理を行います。

・プレゼンテーション層

image2

AさんとBさんが使用するOSやアプリケーション等の種類が全く同じならばよいのですが、
これらが違っている場合、データの表現形式が異なる場合があり
Aさんが送信したメールがBさんの環境では読めなくなってしまうケースがあります。
これを解決するために、プレゼンテーション層が利用されます。
プレゼンテーション層は、「コンピュータやソフトウェアに適した表現形式」と
「ネットワーク全体で統一された表現形式」を相互に変換します。
こうしてやりとりをすることにより、異なる環境間でもデータの整合性を取ることが出来ます。

・セッション層

image3

次に、両方のホストのセッション層間で、どのようにデータを送れば効率よくやり取り出来るか、
データの送信方法をどうするか、といった打ち合わせが行われます。
例えば、AさんがBさん宛のメールを5通作成するとします。
それを通信するには、1つのメールを送信するごとにコネクションを確立したり切断する方法もあるし、
1つのコネクションを利用して5つのメールを順番に送信する方法もあります。
また、5つのコネクションを同時に確立して5つのメールを同時に送信する方法もあります。
これを判断して選択するのがセッション層の役割です。

次回は、トランスポート層以下の具体的な通信処理の例を説明していきたいと思います。

 

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