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エンジニア解体新書 5之巻

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エンジニアになりたいみなさん、こんにちわ。
既にエンジニアのみなさん、気恥ずかしいのでお引取りを。

5回めの執筆となりました、「むみも(偽名)」です。
今回は「エンジニアの話し方」の後半になります。

前回は、

1:結論から話す
2:概要と詳細をわけて話す
3:取りうる選択肢については、メリット・デメリットを分析して提示する
4:喩え話に落としこむ

という内容でした。
今回は以下の点をお話したいと思います。

5:相手からのリターンをかならずキャッチする
6:抑揚・緩急をつける
7:会話の間をうまく使う

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5の「相手からのリターンをかならずキャッチする」について。
仕事上の会話において一番怖いのは誤解です。
どれだけ丁寧にしっかり話したつもりでも、相手にそれが伝わっていなければ全く意味がありません。伝わっていない、理解できていないのならまだしも、誤解の場合、聞き手は「自分は理解した」と錯覚しているので尚状況は悪くなります。

それを防ぐためには、相手がどう理解したのか具体的にヒアリングしましょう。
トラブルの対処法について話しているのであれば、ケースを変えた場合どう対処するかを問うのもありです。
またもし自分が聞き手なら、「自分はあなたの話をこう理解しました。あってますか?」という意味を込め、「◯◯って××ということでよろしかったでしょうか?△△のケースの場合だったら、■■ということになるのですか?」といった具合に、自分の理解度を示すことも重要です。

会話はほぼ全ての仕事の起点になります。
その起点が見当違いだった場合、どれだけ優れたプログラムを組んだとしても、それは時間の浪費にしかなりません。必ず相手との齟齬がないことを確認するようにしましょう。

6の「抑揚・緩急をつける」について。
仕事上の会話は「話すこと」が目的ではありません。
「相手に理解してもらうこと」「相手の言を正確に理解すること」が目的です。

その為には多少の演技力も必要。
常に同じテンポ、同じトーンでは、どこが大事なのかちょっとわかりません。
乱暴なたとえですが、僧侶の読経と海外の通販番組と、どちらが表現力豊かでしょう?
「伝える事」に対してできる努力は、恥ずかしがらずにチャレンジしていくことをおすすめします。

7の「会話の間をうまく使う」について。
夏になるとよくTVで怖い話を流したりしますよね?
これら怪談の語り部さんは、とても上手に間を取ります。
思うに、話すという行為は概ね「自分→相手」というベクトルですが、
あえて「話さない」という隙間を作ることで相手の興味や違和感を誘い、
「自分←相手」というベクトルを作り出すのではないでしょうか。

会話はキャッチボール。
どれだけ豪速球や良い球を投げても、相手が捕れなければ意味なんてありません。
「話す」という「押し」の行為だけではなく、「間を置く」という「引き」の行為も絡めることで、相手に「聞きたい」「興味ある」「なんだろう?」と思ってもらいましょう。
catchball

———————–

さて2回に分けて書きましたが、いかがでしょうか?

おぼろげでも「会話ってただしゃべることとは違うんだ」と思ってもらえたのなら、書いた意味はあったかなと思います。

もしまだまだ会話力を磨きたいのなら、僕は落語を聞くことをおすすめします。

同じ演目を、名人が演じるものと、まだまだ若手の方が演じるものとを比較して聞きます。
8割がた同じ内容を話しているのに、全然違う箇所で笑ったり、引きこまれたりすることでしょう。
その後「何故ここで間を取ったのか?」「どうしてこの部分はこのペースで話したのか?」など、
若手と異なっている部分を一つ一つ考えていけば、きっと会話力はメキメキ上がります。

まだまだそれでも足りないのなら、、、、そうですね。

笑点メンバーの出待ちをして、土下座して弟子入りなどがお勧めです。
話術に貪欲なあなたはきっと頭角を表すことでしょう。

 

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