プログラマーのためのソースコードを読む技術 – レビュアー必読書籍
- 2013年12月07日
- CATEGORY- 3. 仕事力{書籍・ツール}
こんにちは。
実は一月ほど前に JMeter の新バージョン、2.10 が出まして。その話題をしたくて仕方ないのですが、まとまった時間が取れない今日このごろです。とりあえず JMeter の Wikipedia (日本語版)の更新がされていなかったので、更新しときました(笑)
さて、今日はレビュアー必読書籍を一冊ご紹介したいと思います。コーディング規約についての話題を先日しました。それで一個紹介しそびれた本があったのです。レビューや他人のソースコードを読むことに慣れていない方向けになるのですが、
熟練したレビュワーにとっては常識レベルの事にはなってしまうのですが・・・。
内容のご紹介はamazon側の内容紹介やカスタマーレビューに委ねるとして、レビュー時に注意が必要な言語毎の癖もていねいに解説されており、よきレビュアーをめざす方にオススメの一冊です。
で、私はレビューの参考にと思って本書を読んだわけではなかったので、ちょっと違う観点のお話もさせてください。
C のprintf 関数っていうのはなかなか大きい関数なんですが、本書の後半では実際にその printf 関数を一気に読み解いているんです!
C の標準ライブラリってマクロが多用されていたり、一部CPUの知識が必要な箇所があったりで、単純な機能だとお思いでしょうが、ガイド無しには中級者でもなかなか読みにくいんです。
ここを入り口に、標準ライブラリを次々に読み解いていく‥なんてのはすごくたのしいのではないでしょうか?「暇な人向け」って話にはなっちゃいますが(笑)
それに比べると Java の JDK のソースは非常に読みやすいです。(実際結構読んでる方も多いかもしれませんが)String や、Integer、次に HashMap 余裕があれば日時周りのクラス・・・ああキリが無くなりますが(笑)、読んでおく価値があります。
ぜひ本書片手にいろいろソースコードを読んでみてください!
本記事に対するご意見等は blog@keis-software.com まで。ではでは。
- 2013年12月07日
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