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ナイトライダーのナイト2000を作る~ 第1回


こんにちは!
この度、会社の ブログに記事を投稿することになりました。

今までの記事を見ていただければわかりますが、ITの技術者集団の会社のですので、IT技術者向けの、仕事に役に立つような有益な情報や、最新の技術動向など、今ITの世界で仕事している人向けの記事がほとんどかとおもいます。

そんな中、私がどういった記事を書こうか悩んだ末、現在の技術者向けの記事は優秀な方が他に沢山いるので、その方々にお任せするとして、私は、未来の技術者になるであろう、現在の子供たち向けに記事を書こうと思いました。

というわけで、私が書く記事のターゲットは現在の小中学生をターゲットにします。もちろん以前子供だった今の大人の人もこちらの記事で楽しんでもらえればと思います。

タイトルにも書きましたが、ナイト2000を作るまで、シリーズで、
記事を少しずつ書いていきます。

といってもナイトライダーを知っている小学生はいないかな?
ナイトライダーは1980年代に放送されていた番組で、人工知能を持ったスーパーカー ナイト2000と一緒にマイケル・ナイトと悪者を倒して行くというストーリーです。

ナイト2000に搭載された人工知能はK.I.T.T.(キット)、マイケルの性格を良くも悪くもいちばん理解している相棒。離れた場所にいるマイケルとは、マイケルが左腕につけているコムリンクと呼ばれる腕時計型の通信機を通して会話する。実直で真面目な性格で、ユーモアにも長けている。

番組は
「ナイトライダー。陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士…。
ドリームカー、ナイト2000と共に法の目を逃れる犯罪者たちを追う
若きヒーロー、マイケル・ナイト…。人は彼を「ナイトライダー」と呼ぶ…。
巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、ナイトライダー。
今日、彼を待ち受ける者は、果たして、誰か」というナレーションで始まる

とにかく夢があってカッコイイ夢の車です。
こちらを一緒に作って行きましょう!

STEP.1 頭脳を手に入れる

まずは、ナイト2000の頭脳を手に入れましょう。

ナイト2000の頭脳には小学生のお小遣いでも買える、
「Raspberry Pi ラズベリーパイ」というコンピュータを使います。
RpiB
Raspberry Pi は小学生にコンピューターに触れる機会をつくり
少しでも興味をもってもらおうと
Raspberry Pi財団といろんな企業や大人たちが協力して作った
小学生ためのコンピューターです。

Raspberry PiにはモデルAとモデルBという二つの種類があります。
基本的な機能は変わりませんが、モデルBのほうが少し高い分、
少し機能が追加されています。

モデルAは3,500円ぐらい
モデルBは4,500円ぐらいです。

小学生には少し高いかもしれませんが、私が小学生の時には
パソコンは安いものでも40万円しました。
なので、「コンピューターの勉強をするから買って!」と
お父さん、お母さんにおねだりすればきっと買ってくれます。
購入はAmazonとかRSオンラインで購入できます。

使うモデルはAでもBでもどちらでも大丈夫ですが、
後々のことを考えるとモデルBのほうをお勧めします。

これとは別に、コンピュータを操作するための、
USBキーボードとUSBマウス、
映像を映し出すためのHDMIケーブル、
電源用のスマートフォン用充電器(microUSB)  
ソフトを入れるためのSDカード(8GB以上のもの)が必要になってきます。

それぞれ1000円ぐらいで購入できると思います。
なお、HDMIケーブルは最近のものであれば、
DVDやブルーレイプレーヤーなどをテレビをつなぐのに使っているはずです。
また、キーボードやマウスも家にあるかもしれません。
まずは家にある材料で使えるものがあるか探してみてから買っても遅くはありません。

また、ソフトをSDカードに入れるのに別途パソコンが必要になってくるので、パソコンを持っていない方はあらかじめソフト(OS)が入っているSDカードのセットを買うと良いとおもいます。
ossdraspberry

というわけで、まとめると以下のものが必要になります。

1.Raspberry Pi、 モデルB、SDカードセット(OSプリインストール版)
2.USBキーボード
3.USBマウス
4.HDMIケーブル
.スマートフォン用充電器

次回の記事ではこれらの動作確認を行うところを説明します。