SOAPUIの便利な使い方⑦
- 2015年08月05日
- CATEGORY- 1. 技術力{技術情報}
こんばんは!
いつものSoapUI・・・というよりはGroovyですね(笑
今回はGroovyからテストケースを呼び出してみましょう。
たとえば複数のデータを作成してある状態からスタートしたいとか
そういったパターンがあるかと思います。
10個制限がある状態で11個目の挙動が見たい、とかですね。
呼びたい分だけコピーして、パラメータを変更していけば実現できますが
とても面倒ですね。
ではJava的にfor文で書けばいい・・・と思いますよね。
理論上はそのとおりですが、いざ書こうとすると
書き方や実行の仕方はとてもわかりにくいと思います。
では書いてみましょう。
—
テストケース:TestGet
(MockのPOSTメソッドを呼び出します)
GroovyScript:CallAPI
ファイルにあるIDの分だけTestGetを呼び出します。
(以前に使用したMockを使用します)
11行目:プロジェクト名を引数にしてtestProjectを取得しています。
12行目:TestSuite名、TestCase名を引数にTestCaseを取得しています。
13行目:TestStep名を引数にTestStepを取得しています。
ここまでの引数を操れば自在にTestCaseなどを取得することができます。
14行目:TestStepに外部ファイルから取得した値をセットしています。
15行目:ここでTestStepを実行しています。
16行目:ノータイムで呼び出すメリットもないのでwaitを2秒入れてます。
このような作りができるので、TestCaseの途中にGroovyを仕込んで
対象を3回呼び出してから次のTestStepを実行、とか
違うTestCase1組を3回実行してから次のStep、など
多様な使い方をすることが考えられますね。
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- 2015年08月05日
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