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Google App Engine 第五回


Google Developer Console Part2

前回に引き続きGoogle Developer Consoleの使い方をご紹介します。

Cloud Datastore ダッシュボード

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サイドメニューより「ストレージ」→「Cloud Datastore」→「ダッシュボード」を選択して表示
ダッシュボードは、Cloud Datastore全体のサマリを表示する機能です。
以下の情報が参照可能です。
・エンティティの種類別のストレージ容量
=> Kind(種類)ごとのストレージ容量が参照できる。
・エンティティの統計情報
=> エンティティ、インデックス、複合インデックス容量が参照できる。
・プロパティ タイプの内訳
=> プロパティタイプごとの容量が参照できる。

Cloud Datastore クエリ

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サイドメニューより「ストレージ」→「Cloud Datastore」→「クエリ」を選択して表示
クエリはKind(*1)毎のデータ検索が可能で、フィルタとGQL(*2)を使用出来ます。

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検索したエンティティ(*3)を直接編集できます。

監視 – ログ

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サイドメニューより「監視」→「ログ」を選択して表示
Google App Engineのアクセスログが参照できる機能です。
対象のプロダクト、モジュール、バージョン、ログレベル、 開始日を条件にログの抽出が行えます。
=> プロダクト – AppEngine、ComputeEngine、ContainerEngineが選択できます。
=> モジュール – 設定されているモジュールが選択できます。
=> バージョン – デプロイされているバージョン(+Backend)が選択できます。
=> ログレベル – 重大、エラー、警告、情報、デバック、すべてから選択できます。

ログの表示フォーマットは右から、ログレベル、ログ日付、レスポンスステータス、送信容量、処理時間、リクエストパスです。
=> ログレベル – 重大、エラー、警告、情報、デバックのいずれかが表示されます。
=> ログ日付 – ログが記録された日付及び時間が表示されます。
=> レスポンスステータス – レスポンスステータス(HTTPステータス)が表示されます。
=> 送信容量 – レスポンス容量が表示されます。
=> 処理時間 – サーバ側で処理にかかった時間が表示されます。
=> リクエストパス – リクエストされたパスが表示されます。

次回は「Memcache」をご紹介します。

*1 Kind=Table
*2 GQL=SQLのようなもの
*3 エンティティ=レコード

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