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エンジニア解体新書 9之巻


エンジニアになりたいみなさん、こんにちわ。
既にエンジニアのみなさん、気恥ずかしいのでお引取りを。

9回めの執筆となりました、「むみも(偽名)」です。

たまには役に立つ記事を書かないと怒られそうな気がするので、
今回は「チーム開発で気をつけたほうがいいあれそれ」を書きなぐってみようと思います。

ただし、いわゆるブラック企業やデスマーチの現場で実践した場合、
おそらく何らかの病気になりますので状況をよく考えてから実践してください。

1:人の悪口を言わない
このお仕事は本当にトラブルが多いです。
愚痴ったり悪く言ったりしたくなる気持ちをグッと飲み込んでおきましょう。
・・・道徳的な事ではなく、今の御時世誰がどこで聞いているかわからないので。

2:感謝を忘れない
お仕事はリレーのバトンのようなものです。
誰かから自分に渡ってきて、また別の誰かに繋げてこそ価値が産まれます。
自分一人では仕事できないことを認識し、自分にパスを出してくれたことに感謝しましょう。
感謝できる人は、別の誰かに感謝されるものだと思います。

3:貢献する
奉仕しろというのではなく、自分にできる事を探して自ら提案できる事が重要です。
受け身の仕事は自分の幅をどんどん狭めてしまいます。
自分の仕事は自分でデザインできるよう、積極的に動きましょう。
「やらなければならないこと・やれること・やりたいこと」の3つを常に考え、
チームやプロダクトに対し自分がどんな価値を提供することができるか思案しましょう。

4:信頼する
当然信頼に足る相手がいることが前提ですが、
信頼し、信頼される関係を構築することはとても重要です。
チーム開発は決して個人プレイではありません。
お互いにやるべきことを果たし、ひとつの仕事を成功に導けたときの達成感はとても貴重なものです。

5:楽しむ
チーム開発はトラブルがつきものです。
経験則ですが9割以上は何らかのトラブルにみまわれています。
人手が足りない、予想外の機能追加、バグの大量発生、顧客のクレーム・・・。
ですが、そういった苦難も含めて一つのスポーツです。
一生懸命ぶち当たってもいいですし、たまには休んだり逃げても構いません。
一つ一つにしっかり答えを出しながら、その経過を楽しんでいきましょう。

どうでしょうか?
まるで道徳の教科書のような内容で、ちょっと鬱陶しいですね。
ですが、良い現場というのはこういったことをみんなが自然に実践できる土壌を持っています。

nakazawa

ただそういった現場が極めて少ないこともまた事実。。。
世の中って難しいですね・・・

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