捨てる前にできること
- 2015年09月02日
- CATEGORY- 1. 技術力{技術情報}
こんにちは。
大型連休に帰省された方も多いと思います。
実家のPCが故障して廃棄されようとしていたので
持ち帰り、修理できるようなら復活させてみようと思いました。
使えるなら勿体無いですからね。
(使える部品だけサルベージする意味もありますが)
某ショップブランドの安価なPCでしたが
ネットサーフィンする程度なら十分なスペックかと思います。
聞くところによるとBEEP音が鳴り、起動しないとのこと。
まず電源は生きていることになりますね。
まずは一応筐体を開けてホコリなどを確認します。
とても綺麗なので焼けなどの確率は少なそうです。
FOXCONN・・・聞いたことの無いメーカーなのですが
AWARD系のようです。
とにかく電源を繋いで何が起こるか確認してみます。
BEEPが鳴りました。
「ピー、ピ、ピー、ピ、ピー、ピ」
長音と単音の組み合わせはDRAM。つまりメモリです。
考えられる原因としてはこのあたりでしょうか。
→M/Bの故障
→メモリ故障
2枚刺しなので、メモリA/B、スロット1/2とします。
スロット1からAを外して起動してみます。
※電源を抜いて少し放電してから作業しましょう
・同じBEEPが鳴りました。
ではスロット1にAを戻し、スロット2からBを外してみます。
・起動しました
このことからメモリBの不良、またはスロット2の故障が考えられます。
ではBをスロット1に差し替えます。
・起動しました
つまりメモリBに問題はないということですね。
ではスロット2にメモリAを刺します。
・起動しました
メモリ不良の線も消えました。
スロットごとの相性というのも昨今考えにくいので
元に戻して起動してみます。
・起動しました
つまり、「接触不良」ですね。
PCを移動したときにでも接触が悪くなったのですかね。
24時間ほど起動させておき、特に問題が無いことが確認できたので修理完了です。
今の時代、デスクトップも流行ではないですが
故障したからと廃棄する前に、できることもあります。
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- 2015年09月02日
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