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プロジェクトマネジメントの手法⑥


こんにちは!最近髪の毛を金髪に染めました!中薗と申します_(:3」∠)_
ちょっとモード系っぽい雰囲気を目指してイメチェンしたつもりが、
なんだか田舎のヤンキーみたいな雰囲気になってしまい、残念でなりません!
常識のある社会人のみなさんは金髪なんかにしてはいけませんよ!←_(:3」∠)_

さて、今回はプロジェクトの実行プランの作成方法について見ていきたいと思うのですが、それを語る上で「WBS(Work Breakdown Structure)」を避けて通る事は出来ません。そもそもWBSとはどのようなものでしょうか?

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wikipediaによると、WBSとは

プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図。
「作業分割構成」「作業分解図」などとも呼ばれる。
プロジェクトを理解し管理する上でプロジェクトの各工程を各担当者の作業レベルまで展開しTree構造にまとめたものである。
(※1)

と書かれています。

それでは、このような特徴を持つWBSを作成することで生まれるメリットとはどのようなものでしょうか?

① やるべき作業が明確化される
WBSの特徴はTree構造になっているということです。階層の違うタスクを思いつくまま並べるのと違って、トップダウン式にタスクを洗い出すのでタスクが思いつき易く、頭の中も整理されます。

② スケジュールを組める
WBSでタスクを洗い出すことができれば、タスクをガントチャートに展開し、作業手順を組むことが出来ます。分解されたタスクの役割分担や作業手順が明確なため、スケジュールを組みやすくなるのです。

③ 役割を分担できる
タスク分解が出来ることによって、各タスクごとに担当者を割り当てることができます。

④ 工数見積が可能になる
WBSでタスク分割をし、「具体的な作業」のレベルまで落とし込むことによって、工数見積が可能となります。逆に言えば、タスクの分割が出来ていない工数見積は、どんぶり勘定で誤差が大きくなってしまいます。

⑤ 進捗管理が可能になる。
WBSでタスクを分割することによって、各タスクの進捗状況が明確になり、何が遅れているのかが一目瞭然となるのです。

それでは、またっ!_(:3」∠)_

※1 … https://ja.wikipedia.org/wiki/Work_Breakdown_Structure より引用

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