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JMeter バージョン 2.11 について


こんにちは、2014年早々アップデートがありましたね。13年前にローンチしたプロダクトであるにもかかわらずコンスタントなバージョンアップは心強いですね。 古くから存在する機能は枯れ、バグが放置されたままになる事もない、という望ましい状態です。 さて、今回のバージョンアップでは、前バージョンより統合された形で登場した「HTTP(S) Test Script Recorder」の改善が行われています。..続きを読む

JMeter バージョン 2.10 について


こんにちは。 知らないうちにバージョンが上がる事で定評のある JMeter なのですが、2013-10-21 に、2.10 がリリースされましたね。いやー、私は世間には疎いですが、おそらく世間はここ2ヶ月、その話題で持ちきりだったことでしょうね! でなにが変わったのというところなんですが、結構色々と変わっているんですね。メジャーなバージョンアップと考えていいと思います。UI の改善もあり、普通に使..続きを読む

JMeter の利用方法(4) – タイマによるスループットの制限方法


こんにちは、Apache JMeter の使い方についての4回目です。 今回はいよいよ 定数スループットタイマ スループットシェイピングタイマ(Throughput Shaping Timer) についての説明に入ります。 まずは定数スループットタイマです。こちらはいたって簡単で、ターゲットスループット(サンプル数/分)に動かしたいサンプル数をセットするだけです。「サンプル数/”分&#..続きを読む

JMeter の利用方法(3) – 負荷テスト中に何を監視するのか?


  こんにちは、Apache JMeter の使い方について3回目の記事となります。 今回はちょっと目先を変えて、負荷テスト中に何を監視するのか、まとめてみたいと思います。 何も監視しないという方針もあるかと思いますが、それは置いといて、監視する対象について考えてみると、以下のように分類できると思います。 1) JMeter 自体に表示される情報 2) 負荷テスト対象となるサービスの情報..続きを読む

JMeter の利用方法(2) – テスト結果の確認方法


  こんにちは、Apache JMeter の使い方について2回目の記事となります。 前回は Ramp-up、スレッド数、ループ回数の誤用について書きました。 今回は、 ・定数スループットタイマー ・スループットシェイピングタイマー(Throughput Shaping Timer) の利用方法についてご説明する・・・その前に今回は JMeter でのテスト結果の確認方法について書きたい..続きを読む

JMeter の利用方法(1) – Ramp-up、スレッド数、ループ回数の誤用


こんにちは、今回から何回かに分けて Apache JMeter の使い方について記事を書いてみたいと思います。 単純に負荷を限界までかけるだけのテストを行う場合、AB(Apache Bench) 等の簡易なツールから行う方法から、JMeter のように GUI のツールを備えたシナリオテストまで可能なツールで行う方法までさまざまな方法があります。 実務では特定の URL だけをひたすら叩いて・・と..続きを読む