秀長に学ぶ(7)
- 2023年10月30日
- CATEGORY- 2. エンジニア力{思考}

亀井です。 秀長というより完全に信長の話になってしまいますが、 ここまで来たら私の一番好きなエピソードについて触れずにはいられないということで、 「金ヶ崎の退き口」です。 信長も結構負け戦をやってまして、元亀元年(1570年)、 朝倉義景討伐のために越前に攻め入ろうとした信長ですが、 同盟関係にあった浅井長政が裏切り、 突如後背から襲った、 という戦です。 この時の撤退戦はすさまじい..続きを読む
亀井です。 秀長というより完全に信長の話になってしまいますが、 ここまで来たら私の一番好きなエピソードについて触れずにはいられないということで、 「金ヶ崎の退き口」です。 信長も結構負け戦をやってまして、元亀元年(1570年)、 朝倉義景討伐のために越前に攻め入ろうとした信長ですが、 同盟関係にあった浅井長政が裏切り、 突如後背から襲った、 という戦です。 この時の撤退戦はすさまじい..続きを読む
亀井です。 その6です。 さて、その5で見た小牧長久手の戦いですが。 この戦いに限らず、秀長は時に戦術的勝利にこだわらず戦略的な勝利を得ることを重視しました。戦術的勝利というのは局所戦での勝利です。戦略的勝利というのは大局で見た場合の勝利です。いくさに限った話ではありません。 竹中半兵衛 わずか数十名で稲葉山城を乗っ取るという大技を実現させ一躍名を上げた竹中半兵衛という男がいました。まだまだ秀吉が..続きを読む
亀井です。 あとがきの後にまだなんかあるんかいという話ですが。 小牧・長久手の戦い 本能寺の変の2年後、三・遠・駿の3か国に甲斐、信濃を併呑し、 5か国を併せた徳川家康とぶつかった 天正12年の「小牧・長久手の戦い」をご紹介させてください。 小牧・長久手だけでなく、 これを中心に全国規模で発生した戦役を俗に「小牧・長久手の戦い」と言ってまして、 のちに徳川家はこの戦役の事を 「公(神君家康)の天下..続きを読む
亀井です。 今日は千利休のお話をしたいと思います。いつものようにwikipediaより。 千利休(せんのりきゅう、せんりきゅう、大永2年(1522年) – 天正19年2月28日(1591年4月21日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。 わび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、茶聖とも称せられる。また、今井宗久、津田宗及とともに茶湯の天下三宗匠と称せられ、「利休七哲」に..続きを読む
さて、今回は私の大好きな隆慶一郎先生の著作「死ぬことととみつけたり」について書きたいと思います。 この本は、若かりし頃から今に至るまで何度も読み返して、 いつものごとく「娯楽小説」として楽しんでいるのですが。 私の記憶では彼の著作は全部、戦国歴史物です。 共通しているのは「漢(おとこ)の生きざまを描く!」という事です。 少年ジャンプで連載マンガになって有名になった「花の慶次 -雲のかなたに-」は、..続きを読む
さて、ここまで書いてきたんですが。 元々これを私に書かせたがった社員の彼は、 「そういう事を書いてほしかったんじゃないんですよ」 と言うのでしょう。 「その人独自の現実認識(というか願望)」に従って、「行動を選択する」 そしてその結果「常に間違った選択をする人」 の事を書いてほしいんだと思うんですけど、 そんな敵を作りそうな事、書きたくないです。 まあ、これ、みんなそう思うから、大体出てくる具体例..続きを読む
続きです。 結局のところ、真実なんて無い、 というお話でした。 人間誰しも自分の見たい現実しか見ません。 私だってそうだという事です。 すでに書きましたが、真実なんてありません。 どう見たいか、という事だけがあります。 なので、自分の見たい現実、 現実だと思っているものを変えるのが良いと思います。 じゃ、具体例にいってみましょう。 例えば、世の中に不公平感を感じることはありますか? 無駄な事です。..続きを読む
私の好きな歴史上の人物の一人が鉄血宰相ビスマルクです。 プロイセン東部の地主貴族ユンカーの出身であり、代議士・外交官を経て、1862年にプロイセン国王ヴィルヘルム1世からプロイセン首相に任命され、軍制改革(ドイツ語版)を断行してドイツ統一戦争に乗り出した。1867年の普墺戦争の勝利で北ドイツ連邦を樹立し、ついで1871年の普仏戦争の勝利で南ドイツ諸国も取り込んだ統一ドイツ国家「ドイツ国(Deuts..続きを読む
亀井です。 私の好きな歴史上の人物、雷光ハンニバルの事を少し書きます。 戦史上、世界名将(指揮官)ランキング上位に入るような人っていうのは、 共通した特徴があります。 事前にあんまり細かい作戦を立てない って事です。 緻密に作戦を作ってないと出来なそうな作戦も、 よく見てみてると、「あれ、これ事前に立てた作戦じゃないな」 と気が付かされることがあるんです。 歴史上の名将ランキングナンバーワン? 歴..続きを読む
どうも亀井です。 弊社の社員が「認知のゆがみ」について書けって言ってきて困ってる今日この頃です。 私、精神科医じゃないですし・・・。 心理学の世界の言葉で言う「認知のゆがみ」って、 結構怖いですね。 ただ、彼の場合、 実際はこうなのにこう受け取っちゃってるみたいな事を見る機会が多い人なので、 そこにすごく興味を持っているのだと思うのですが。 心理学用語の「認知のゆがみ」とはちょっと違いますね。 不..続きを読む