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大人になってから努力する人、しない人


亀井です。

アニメ化もされて、随分有名になりました「なろう系」小説の中ではわりとメジャーであろうと思われる「オーバーロード」です。VRMMOの世界「ユグドラシル」に取り残された主人公「モモンガ」が、やがてあるかもしれないかつての40人(41人だっけ?)の仲間との再会に望みをかけて、仲間たちと一緒に築き上げた「ナザリック地下大墳墓」を守り、チーム名「アインズ・ウル・ゴーン」という名前を広める、という感じのお話です。

作中(WEB版の話です)、モモンガは「バハルス帝国」皇帝である「ジルクニフ(ジルクニフ・ファー・ロード・エルニクスだったかな?長すぎて忘れました・・・)」との思惑の一致(不一致?)により帝国の貴族「アインズ・ウル・ゴーン辺境侯」になります。

新しく大貴族となったモモンガのためにパーティーが開かれるのですが、式次第を確認したモモンガは自分がその場でダンスをすることを知ります。

ダンスが出来ないなどと、格好悪いところを帝国の臣民に見せるわけにはいかない!

という話の流れになるわけですが、モモンガがダンスを出来ない理由として、以下のような感じの説明がこの小説の中に入っています。

世の中には2種類の人間が居る。大人になってからも努力を続けられる人間と続けられない人間だ。モモンガは後者である。よって、普通のサラリーマンであった彼に当然ダンスのたしなみなど、あろうはずもない。

努力を続けられる人間であったとしても社交ダンスをたしなんでいるかどうかは謎ですが、なるほどそういうものらしいです。

いつ、何をやるかが大事

さて、ここからは弊社の社員の一人が言っていた話になってしまうのですが、彼曰く、

「いろいろな人を見てきたけど、勉強とか努力をしている人でも、見当違いの努力をしている人の方が多い。仕事のできる人というのは適切なタイミングで適切な努力や勉強をしている。」

とのこと。なるほどと思って「例えば?」とさらに聞いてみました。

「例えば結果の出ない人は仕事に使いもしないX言語の勉強を一生懸命していたりする。一方で何をお願いしても結果を出してくるAさんは、仕事でYYを使う、と知るとそのYYに興味を持つ。それでその興味から勉強をする。」

なるほどAさんは「自分の興味を仕事に寄せられる人」なわけですね。仕事に関係のないことを勉強する人と関係のあることを勉強するAさんを比較してしまうとそもそもAさんが圧倒的に結果が出やすいのに、Aさんは興味まで寄せてしまっているので、仕事に対する姿勢も積極的になり、余計結果が出やすそうです。

結果を出す人と報われない人の違いの一端がこういうところにあるのかもしれません。

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