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他者から学ぶ姿勢


亀井です。

私もいい年齢になってきまして、こうなってくると周りは年下ばかりという環境の中で仕事をすることになります。

大事にしているのは

「他者から学ぶ姿勢」

です。

上がいる間はいいのですが、人間意外と「一番の古株」にすぐなるものです。そうなった時に、他人、特に若手から学べないと自分の成長はそこで止まります。

当たり前のことですが、
若手の方が詳しい領域というのはたくさんあります。
そのような時、虚心に若手に質問が出来るでしょうか。

「xxさん、これってどうするのが普通なんですか?」・・・「なるほど!ありがとうございました。」
「xxさん、これって考え方あってますかね?」・・・「なるほど!ありがとうございました。」

このように素直に質問して、素直に感謝の気持ちを言葉に出来ているでしょうか。

「いや~、普段はこうやってるから・・・」

みたいな余計な言い訳をついつい入れちゃってませんか。聞かれた方からしたら「うざい」の一言ですね。私もこうやって書いてるときはこういう事書けますが、ついつい言っちゃってるかもしれません。

素直に他人に聞けないのは「プライド」が邪魔をするからです。みんな最初はプライドなんて無いので問題は無いのですが、このプライドというものは気が付いたら化け物みたいに膨れ上がってしまって、とても厄介なものです。

他人から物事を学ぶにあたって、プライドは不要です。自分のプライドを叩き潰す自分なりの方法を普段から色々と持っておくといいとおもいます。

私が便利に使わせてもらっているのは、

「あ、そうなんですね、知らなかったです」と、とりえず大げさに表明する

これを一回言ってしまうと、後が楽になります(笑)

あえて、一番経験の浅い人に聞く。
また、普段から色々気軽に聞くようにする

これも、プライドを継続的に折り続けるとともに、人に質問すること自体のハードルを下げることが出来ます。

「なるほど!」と答える姿勢で質問する

こういう言葉が素直に出てこなくなるんですよねぇ~。老害というものはほんとに恐ろしい。話を聞いてる途中からもうこの言葉をいう準備しといてください。


そもそも論と言いますか、他人に素直にものをきけないというのはプライドだけじゃなく、自信の無い自分を守る姿勢の表れでもあると思います。

そうです、おっさんは自信が無いのです。

そんな自信の無いおっさんの一員として今日も質問していこうと思います。うちの会社はおっさんにも若手にも、みんな親切です:-)

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