Goでlo.Mapやlo.Filterは本当に読みやすいのか?
Go言語は、その設計哲学から「シンプルさ」や「明快さ」を重視しています。その一方で、Goコミュニティには公式思想からやや外れた「便利ツール」や「シンタックスシュガー的な関数」を提供するサードパーティライブラリが数多く存在します。その代表格の一つが、samber/lo ライブラリです。

lo、結構実務では使ってるんですが、簡単に言うと、Go標準にはないMapやFilterといった関数型プログラミング風のユーティリティ関数を提供するものです。これらは、一見するとコードを短く・明快にできるように思えるかもしれませんが、本当に「読みやすい」と言えるのでしょうか?
ということで、使っておいてから考察するのもあれなんですが、考えてみました。
Go言語の基本スタイルとlo関数群
Goは基本的に以下のスタイルを推奨しています。
明示的なforループとif条件分岐:
Goでは、コレクションの走査はfor ... rangeで行うことが基本です。
エラー処理の明示性:
Goは関数型のチェーンを多用するよりも、途中でエラーチェックを行いながら処理を進めることが多いです。
こうしたコードスタイルは、初学者にとってもわかりやすく、ベテランにとってはロジック追跡が明瞭になるという利点があるわけですが、

