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誤掲載を仕組みで防ぐ ― 承認ワークフローと差分確認

Web サイトの事故でいちばん怖いのは、公開してはいけないものが公開されてしまうことです。誤った料金、未確認のお知らせ、直し忘れの誤字 ―― 承認の仕組みが無い CMS では、こうしたチェックがメールと目視に頼りがちで、抜けが起きます。ケイズのCMSは、公開前のチェックを仕組みとして標準で備えています。

「作業中 → 承認依頼 → 承認完了 → 公開」の 4 段階

記事は、書いた人がそのまま公開するのではなく、決まった段階を踏んで公開されます。書く人が内容を仕上げて承認を依頼し、承認する人が確認してはじめて公開できる ―― この流れが標準で組み込まれているので、「公開前チェックの運用ルールを一から作る」必要がありません。書く人と承認する人を分けられるため、ひとりの思い込みで未確認の内容が世に出る、を防げます。

図1: 作業中→承認依頼→承認完了→公開の4段階。書く人と承認する人を分ける
図1: 書く人と承認する人を分ける、4 段階の公開フロー

「誰が承認できるか」は、人やサイトごとに細かく決められます。承認の権限をどう割り当てるかは、誰が・どのサイトで・何をできるかを、細かく決められる ― 権限と操作ログで説明しています。

「どこが変わったか」を差分で見てから承認できる

承認する人は、変更の前後を差分で確認できます。文章のどこが、どう変わったのかが一目で分かるので、長い記事でも見落としにくく、承認の判断が速く正確になります。「全文を読み直して間違い探し」ではなく、「変わった箇所だけを確実に確認」できます。

誰が・いつ・何を変更/承認したかが残る

編集と承認の履歴は自動で記録されます。誰が、いつ、何を変更し、誰が承認したかがたどれるので、後から「なぜこの内容で公開されたのか」を確認でき、社内のチェック体制や監査にもそのまま使えます。さらに、複数の担当者が同じ記事を同時に編集して、片方の修正がもう片方に上書きされてしまう ―― という取り違えも、仕組みで防いでいます。

それでも誤って公開してしまったときは、過去の状態へ戻せる安全網があります。詳しくは片付く・戻せる・太らない ― アーカイブと復元、肥大化しないデータをご覧ください。

「WordPress ではダメなのか?」

承認フローが不要な小規模サイトなら、WordPress のような汎用 CMS で十分です。ただし、多段階の承認・変更差分の確認・操作履歴(監査証跡)をひととおり揃えようとすると、プラグインの組み合わせや追加開発でそれなりの工数がかかります。「公開前チェックは必須」という要件があるなら、最初からそれを備えた設計のほうが、運用ルールづくりも含めて近道になります。

つまり
誤掲載は「気をつける」では防ぎきれません。書く人と承認する人を分け、差分で確認し、履歴を残す ―― この当たり前を、標準の仕組みとして持っておくことが効きます。

承認ワークフローは、ケイズのCMSが持つ機能のひとつです。他の機能や、公開後がどう違うのかは似ているようで、公開後がまるで違う ― ケイズのCMSの選びどころでまとめています。

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